Arch Linux on ThinkPad X1 Carbon 5th Gen(2017)で指紋認証
追記 2020/03/28
パッケージをロード... 依存関係を解決しています... 衝突するパッケージがないか確認しています... :: libfprint-vfs0097-git と libfprint が衝突しています。libfprint を削除しますか？ [y/N] y エラー: 処理の準備に失敗しました (依存関係を解決できませんでした) :: libfprint を削除すると 'libfprint-2.so=2-64' が破壊され fprintd の依存関係が壊れます
たぶんPKGBUILDを編集すればできるんじゃないかな(未検証)
このままでは動きません
ArchWiki日本語版だと
指紋リーダー 搭載されている指紋リーダーは
138a:0097 Validity Sensors, Incですが現在のところ Linux 用のドライバーが存在しません。ドライバーのリバースエンジニアリングは上手くいっていません [1]。('Validity Sensors' の親会社である) Synaptics はプロトコルを公開することができないと非公式に発言していますが、バイナリドライバーがリリースされる可能性はあります。
と書いてあるが
英語版だと
Fingeprint Reader The fingerprint reader included with this model is
138a:0097 Validity Sensors, Inc. There's a patched libfprint which adds partial support for 138a:0097. libfprint-vfs0097-gitAUR It allows fingerprint authentication, but only if fingers are previously enrolled on the device from Windows.
となっており、使えそうなので入れてみた
環境
手順
fprintdとlibfprint-vfs0097-gitをインストール後、
# pacman -S fprintd $ yay -S libfprint-vfs0097-git
fprint - ArchWiki に書かれているように/etc/pam.d/system-local-loginのauthセクションの一番上にauth sufficient pam_fprintd.soを追記した
#%PAM-1.0 auth sufficient pam_fprintd.so # ここを追記 auth include system-login ...
次にfprint-enrollを実行し指紋署名を作成した
$ fprint-enroll
このあと再起動するとコンソールログインで指紋認証が可能になった
次にlightdm、i3lockとsudoで指紋認証を可能にするために/etc/pam.d/lightdmと/etc/pam.d/sudoに同じようにauth sufficient pam_fprintd.soを追記した
これでログイン、ロック解除とsudoに指紋認証を利用可能になった
